【開催報告】プラネタリウムウィンターコンサート「星空と音楽のシンフォニー ～月と星の夢物語～」 (2018年12月2日)

　加賀谷玲さんは昨年夏のコンサートでもお越しいただき今回で２回目となります。今回は、玲さんのほか、ギターの斎藤三弥さん、ヴァイオリンの吉久亜紀さん、チェロの富樫亜紀さん、ボーカルのMIGAさんとhanaさんにお越しいただきました。

　前回は「銀河鉄道の夜」の曲が中心でしたが、今回は玲さんのオリジナル曲を中心に全14曲が演奏されました。中には、当館で10～11月に投映していた星と音楽のひととき「月夜のメロディー ～加賀谷玲の音楽世界～」のために書き下ろしてくださった「Fairy Lights」と「青い風」もコンサート初披露されました。

　「銀河鉄道の夜」の楽曲は、宮沢賢治がチェロを弾いていたということからイメージして作った曲であるというお話がありました。チェロの音色とMIGAさんのコーラスを交えての「銀河鉄道の夜」の演奏は、映像と相まって一段と特別なものになりました。

　また、「Straight into the Universe」は玲さんのお兄さんであるKAGAYAさんの"月へ行く"という夢を想い作った曲であるというお話がありました。月の風景や月から見える地球のことを楽しそうに話している姿を想像されたそうです。兄弟の夢が詰まった楽曲に感動が広がりました。

　最後のアンコールは「星めぐりの歌」でした。スクリーンに歌詞が表示され、みんなで歌い、場内が一体となったといころで閉幕となりました。素敵な音楽に癒される夢のようなひとときとなりました。

　最後に、出演されたみなさま、本当に素敵な演奏をありがとうございました。またぜひ、プラネタリウムでご一緒できたら幸いです。