【後期講座】第2回「広がる宇宙 −銀河の世界−」活動報告

2007/01/11


 後期講座第2回目は「広がる宇宙 −銀河の世界−」をテーマに、事業課の石原・安藤が担当です。


 

【第2回】11月29日(水)

 今回は11〜12月のプラネタリウム一般番組「渦巻く銀河」の内容から、より踏み込んだ銀河の世界を紹介してまいりました。

 まず、石原から人類がどのようにして宇宙の姿を見て、「銀河」という星の集団を認識するようになったかを紹介いたしました。そして、一番身近な銀河である、私たちの住む銀河系を例に、中に含まれる天体や、銀河中心に存在する巨大ブラックホールについても触れました。

 

 銀河の中でも「渦巻銀河」の姿は魅力的で、昔からその正体については多くの天文学者が研究をしてきました。

 今回は「渦」について、実験を交えながら紹介しました。身近な渦と星たちの作る渦との違いや共通するところは? みなさんも意識が渦に吸い込まれ…たでしょうか?!

 この後宇宙劇場へと移動し、石原・安藤のダブル解説(プラネタリウムでのダブル解説は当館初?!)で、さまざまな映像を交えながら、銀河の世界をダイジェストで紹介しました。

 再び研修室に戻ってからは、安藤より銀河の広がる宇宙の姿を紹介いたしました。銀河で混み合った宇宙で起きる銀河衝突をシミュレーションを交えながら紹介したほか、最近の大望遠鏡により発見される最遠の銀河についても最新画像を交えてお話をいたしました。

 銀河の世界は非常に奥が深く、また少し話す内容を欲張ったため、時間はいつもの通り…、となってしまいました。

 

 次回は、「星たちのドラマ −不思議な星の世界−」をテーマに紹介してまいります。


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