今年度5回目の天文クラブは、科学館での活動です。今回は近藤と水谷が担当しました。今回のテーマは「星はいくつあるのかな?」。宇宙劇場で双眼鏡をのぞいた後、みんなで「宇宙には星がいくつあるのか?」考えてみました。
学習発表会などの学校行事があったようで、今回は参加者が少なめでした。最初に宇宙劇場で、双眼鏡を使って星雲や星団など様々な天体を見てみました。
アンドロメダ銀河や「すばる」、カシオペヤ座の二重星団やこと座の二重星などを見た後は、夏の星空で干潟星雲やヘルクレス座の球状星団など、様々な天体を見てみました。参加者が少なめだったので、たくさんの天体を見ることができましたね!
天の川のあたりを見ると、暗い星がたくさん見えていました。天の川の正体は、星の集まりのようです。さそり座のあたりで地平線の下に消えていた天の川をそのままたどっていくとどうなっているのか? 宇宙劇場で確かめてみました。南十字星やカノープスが見えてきて、オリオン座、カシオペヤ座…、そして、またさそり座が見えてきた! 天の川は空をぐるっと1周しているのです。
その後は研修室に戻り、星の数について学びました。目で見える星はどのくらいあるのか? 宇宙全体ではどのくらい星があるのか? 私たちが銀河系という円盤状の星の集まりの中にいて、そのせいで空に帯状の天の川が見えることなどを学びました。
そして、パソコンのソフトで銀河系の外に飛び出し、宇宙にはたくさん銀河があることを見ていきました。銀河の中にある星の数と、銀河の数をかけあわせれば、宇宙全体の星の数が計算できます。宇宙には星がたくさんあるのですね。
みなさんも、お家に双眼鏡があったら、ぜひいろいろな天体を探してみてくださいね!