今年度6回目の天文クラブは、科学館での活動です。今回は近藤と小野寺が担当しました。今回のテーマは「宇宙飛行士の生活」。宇宙劇場で冬の星座を紹介した後、みんなで「宇宙飛行士の生活」について、実験などを交えながら考えてみました。
まずは、冬の星座の探し方の確認です。オリオン座や冬の大三角といった、明るくて目立つ星や星座を目印とします。そこから順番にたどっていくと、おうし座やふたご座、さらには、うさぎ座などといった星座も探せるようになります。まずは、オリオン座を探してみてくださいね!
前回、双眼鏡で見たオリオン星雲や「すばる」といった星雲や星団の写真も紹介しました。前回、天の川巡りをして星雲などを探したので、皆さんはちゃんと探せるようになったみたいですね。
次回は観望会なので、本当の空で今日見た星座や星団なども探してみましょう!
続いて、実験工房に戻り、宇宙がどんなところか、宇宙飛行士の宇宙での様子などを交えて紹介しました。無重力状態では、体はフワフワと浮き上がります。また、水は丸い形になって漂うのです。もし、宇宙でジュースをこぼしたら? トイレに行ったら? 質問にも答えながら、宇宙での生活について考えてみました。
また、企画展の会場に出かけ、「月の石」「宇宙ふとん」「宇宙靴」といった、宇宙開発グッズなどについて、解説を聞きながら見学しました。
最後に、実験工房で真空実験を行いました。触るとぬるい水だったのに、空気を抜いていったら…。なんとゴボゴボ泡が出て、沸騰してしまいました! ガラス瓶の中から取り出してみると、やっぱりぬるい水のままなので、皆さん不思議そうな顔をしていましたね。そして、二人一組でマシュマロの入ったビンの中の空気を抜いていく実験を行いました。自分の手で、真空を作り出すことができる!マシュマロがドンドン大きくなっていって、みんな大はしゃぎでした!
来月には、日本人の若田宇宙飛行士が宇宙へ行きます!ぜひ、みなさんもニュースなど見てみてくださいね!