天文カレッジ 前期講座 第1回 活動報告

平成20年6月11日(水) 星座を見つける

 今年度の天文カレッジ講座・前期講座は、おかげさまで定員となり、初回の講座もこちらが圧倒されるほどの熱気の中で開講となりました。(申し込めなかった皆さま、申し訳ありません m(_ _)m )

 今回は、星を見る基本を中心に、座学と実技の両面から理解を深めていただきました。「星空案内人資格認定講座」の一環ということもあり、自分が楽しむ/他の人と楽しむ、両面からの紹介も行いました。

 

 今回はガイダンスのあと、星探しの基本として、明るい星の特徴をつかみ、その星をもとに、星座をたどる方法を星座早見盤や星図を扱いながら、まず学習しました。

 季節や時間による星空の違い、バラバラにみえる星たちを、いかに星座というつながりを持ってみるか、という視点で、改めて星空に目を向けていただきました。


 

 後半はプラネタリウムに移動し、模擬的に星探しの練習を行いました。

 暗い中で星座早見盤を使いこなすことに慣れるとともに、プラネタリウムと本当の空の「少しの」違いを知ったうえでなら、プラネタリウムで見つけた星は、簡単に本当の空でも見つけられることが、実感できたのではないかと思います。

 参加者のみなさんは、ぜひ今回の経験を本当の空で多く実践して、星座をたどるコツを体で覚えてくださいね!


 次回は「星の写真」をプラネタリウムで撮影し、夏休みの星の楽しみ方の一つとしての天体写真撮影を実技で学びます。マイカメラで星空を捉えてください!