天文カレッジ後期講座では世界天文年にちなんで、ガリレオ・ガリレイに関連する話題を紹介していますが、今回はガリレオの科学者としての発見をご紹介しました。
ガリレオの科学者としての大きな発見や業績のなかでも、落下・振り子・温度計という3つの観点からご紹介しました。
ガリレオの時代は、まだアリストテレスの考え方が広く支持されていた中、自分で確かめることで多くの発見をしてきました。
それにちなみ、講座のなかでもいくつかの実験を受講者の皆さんとともに行いながら、確かめていきました。
隣や近くの席の方と実験などをしながら確かめたところで、ガリレオの仮説、考え方、結果を見ていきました。
そして、今回は自宅でも復習できるミニ工作で、ガリレオの考えた「空気温度計」を作成しました。
空気の膨張収縮の原理を用いて、温度や気圧の変化がわかります。自宅ではどのように変化しているでしょうか。
次回は最終回となります。ガリレオ後の発展を経てわかった、現在の宇宙像を紹介します。