科学クラブ 9月の活動報告「氷のふしぎ」

【Aクラス】9月11日(土)

 まずはじめに、1リットルの紙パックで作った氷を使って、針金が通過する復氷の実験を行いました。針金は通過しているのに、氷は切れていない様子を見て、クラブ員たちはとても驚いている様子でした。

 次に行った氷に塩を加えて温度をはかる実験では、あっという間に温度が下がる様子を観察することができました。そして、その温度が下がる性質を利用して、氷釣りにも挑戦しました。

 最後に南極の氷をさわってみました。数万年前の空気が閉じ込められている本物の南極の氷はとても冷たく、閉じ込められている空気がはじける音を聞こうと耳を近づけるクラブ員もいました。

 今回は氷を使って不思議な実験を行いました。ぜひお家でも挑戦してみてください。


【Bクラス】9月25日(土)

 
 Bクラスも、氷を使って様々な実験をしました。それら実験の中には、氷のとけ方を調べるものもありましたが、当日はとても涼しく、なかなか氷がとけてくれません。実験の途中で急きょ暖房をつけて、実験を行うことになりました。

 また、紙コップやステンレスコップ、ガラスのコップやプラスチックコップに氷を入れ、どのコップに入れた氷がとけにくいかを比べる実験では、ほとんどのクラブ員がステンレスコップがとけにくいと予想しましたが、結果は紙コップに入れた氷のほうがとけにくく、とても驚いている様子でした。

 その他、氷釣りに挑戦したり、試験管の水を氷と塩を使って凍らせたりと様々な実験をしました。冷凍庫で簡単につくれる氷ですが、氷にはふしぎな力があります。ぜひお家でも実験してみましょう。


 次回は「台所の科学」です。台所にあるものを使って様々な実験を行います。お楽しみに!