今回からの第2期講座は、4回にわたり壮大な宇宙と地球の歩みを巡る講座です。
講座の募集開始にあわせるかのように、今年のノーベル物理学賞は「宇宙の膨張加速の発見」で受賞者が決まり、特にホットな話題となり、参加者の皆さんからの熱気が伝わってくる講座になりました。
まずは、宇宙全体の姿をどのように科学で考えられてきたのか、「宇宙論」の歴史からたどりました。
そして、現在考えられている「宇宙誕生」、現在の宇宙の初期の様子がどのようなものであったか、それが今の姿にどのようにつながっているかを紹介しました。
「宇宙カレンダー」で見ると、インフレーション・ビッグバンから、ほんの短い時間の中で、現在の宇宙が形作られる様々な要素があったことに、詳しく触れました。また、現在まだ謎である要素も紹介しました。
休憩中や講座終了後は、数多くの質問が出たり、受講している皆さんでの議論が始まったりと、活気に満ちた講座となりました。
次回は、11月2日(水)に「めぐる宇宙のドラマ」をテーマに行います。