天文カレッジ 第2期講座 第3回 活動報告

スーパーコンピュータで探る太陽系と地球の誕生 平成23年11月9日(水)

 

 第2期講座の第3回目は、「スーパーコンピュータで探る太陽系と地球の誕生」と題して行いました。まずは、8個の惑星のほか、太陽系の現在の特徴を紹介しました。

 その後、太陽系の惑星がどのようにしてできたかを紹介しました。原始太陽系円盤からチリが集まり微惑星ができ、そこから原始惑星、惑星へと衝突合体を繰り返して、現在の太陽系ができたと考えられます。その様子をスーパーコンピュータを使ったシミュレーションで紹介しました。


 

 そして、いよいよ地球が誕生します。生まれたばかりの地球に火星サイズの天体が衝突し、そこから月が誕生しました。この様子もスーパーコンピュータの結果を使って紹介しました。

 最後に太陽系の外の惑星(系外惑星)について紹介しました。観測がすすんで、どんどんと系外惑星の発見が続いています。現在では、太陽系とは違う特徴を持った系外惑星の形成を説明するための新しい理論や、発見が期待されています。


 次回は、11月16日(水)に「生命の誕生と地球の歩み」をテーマに行います。