天文カレッジ 第2期講座 第2回 活動報告

宇宙はどんなところ?〜宇宙の環境と人工衛星〜 平成24年11月7日(水)

 天文カレッジ第2期講座は、ロケットや探査機といった宇宙開発の分野に焦点を当て、紹介していきます。これまでは天文学の分野のお話が多かったので、少し違ったテーマです。

 

 1回目のロケットのお話に続き、今回は宇宙の環境と人工衛星をテーマにお話をしました。

 宇宙環境は、私たちの日常とは大きくかけ離れています。生命だけではなく、機械にも厳しい環境なのです。高真空、微小重力、熱負荷、放射線などなど…。

 どのような条件があり、どんな対策が行われるか、近年話題となっているスペースデブリなども含めて紹介しました。


 

 その後は、いよいよ人工衛星です!軌道や姿勢、バス部と呼ばれる衛星の基礎部分など、これまでにはあまり取り上げることがなかった人工衛星の基礎のお話です。そして、人工衛星のミッションについても紹介しました。

 天気予報や衛星放送などのほかにも、GPSや地球観測など、様々な場面で人工衛星が活躍しています。宇宙利用、宇宙への進出はどんどん進んでいるのですね!

 ちょっと駆け足になってしまいましたが、ぜひご自宅でテキストを振り返ってみてください!


 
 次回は11月21日(水)、「宇宙滞在時代〜有人宇宙開発と国際宇宙ステーション〜」をテーマに開催いたします。