第3回目の活動となった今回は、「磁石で大実験」ということで、普段なにげなく使っている磁石をテーマに実験を行いました。
まずクラブ員には、色々な材質で出来た物を実際に触ってもらい、磁石にくっつく物とくっつかない物を予想してもらいました。全ての予想が出来たら、いよいよ磁石を近づけて確認です。クラブ員の多くが、金属で出来たものは全て磁石にくっつくと予想してたこともあり、銅のクギや、アルミのピンがくっつかないことがわかると驚いた様子でした。
また、磁石が磁石同士や鉄とくっつくには、磁力という目には見えない力が働いているからだということを学習しました。
その他、工作としてイルカのイラストを使ったパタパタマグネットを作りました。この工作は、S極とN極がシマ模様のように交互に並ぶ、ゴム磁石の性質を利用した工作です。2枚のゴム磁石を重ねて動かすと、磁石がくっついたり離れたりするので、イルカの尾ひれに貼った磁石の部分がパタパタと動きます。お家の方にもぜひ、この少し変わったゴム磁石の性質を教えてあげてくださいね。
Bクラスも磁石をテーマに様々な実験を行いました。
色々な種類の磁石の力を体験する実験では、「フェライト磁石」、「アルニコ磁石」、「ネオジム磁石」の3種類の磁石を使って、お皿の中にたくさん入った鉄のクリップを、どれくらいくっつけて持ち上げることが出来るか実験しました。
特に、3つの中で一番強い磁力をもつネオジム磁石に、たくさんのクリップがくっついた時は、クラブ員同士盛り上がっていました。
また、Aクラス同様、工作としてパタパタマグネットを作りました。この工作は、イルカの尾ひれに貼る磁石の向きを縦、横、間違ってしまうと、最後にうまくパタパタと動かないという少し難しいものなのですが、そこは、さすが科学クラブのクラブ員、全員が見事にパタパタと動くように完成させることが出来ました。