第7回目の活動となった今回は、「慣性の法則を体験」ということで、慣性をテーマに実験や工作を行いました。
クラブ員にはまず、お家の人の運転する車に乗っている時のことを思い出してもらい、ブレーキをかけた時と急発進した時に、自分の体が前に動くか後ろに動くかをそれぞれ予想してもらいました。予想が出来たらいよいよ実験です。クラブ員には台車に乗ってもらい、ブレーキをかけた時と急発進した時、体がどちらに動くのか実際に体験してもらいました。最初は慣性がどんなものか、なかなか理解出来なかったクラブ員も、身をもって体験することで理解が深まったようでした。
その他、工作としてぶんぶんゴマを作りました。慣性でどうしてコマ?と疑問に思うクラブ員もいましたが、実はコマも慣性の法則に従ってまわっているということがわかると、驚いている様子でした。
Bクラスも慣性をテーマに活動を行いました。
はじめにクラブ員には、Aクラス同様台車を使った実験を行ってもらいました。次に静止している物の慣性の実験で、小さな円柱型の木片をガラス瓶の中へ落とす輪っか取りに挑戦してもらいました。これは、ガラス瓶の飲み口部分に、木製の輪っかを置き、この輪っかの頂点部分に円柱型の木片をセットして、ダルマ落としのように輪っかを引き抜くものです。成功すると、慣性によって頂点部分にある木片が、そのまま真っ直ぐ下に落ちて瓶の中に入ります。はじめはうまく出来なかったクラブ員たちも、「輪っかを素早く真横に引きぬくこと」というコツをアドバイスをするとたちまち成功するクラブ員が現れはじめ、大変盛り上がっていました。