天文カレッジ 第1期講座 第5回 活動報告

宇宙はどんな世界? 2013年9月19日(水)

 十五夜の前日となった今回は、現在わかっている宇宙の姿のエッセンスをご紹介しました。始まる前は窓越しに、台風が過ぎて晴れた夕暮れの空に輝く金星と土星も楽しみました。

 今回の講座は幅広い天文学の話題の中でも、「恒星」、「銀河」、「太陽系」、「宇宙の歴史」の視点で、ポイントごとにまとめていきました。

 特に天文学の進展は早く、数字などは改定されることも多いので、補足しつつ説明しました。概論としてどのように星が生まれ進化し、最期を迎え、宇宙はどのような歴史をたどってきたか、をイメージしていただければと思います。


 美しい天体写真の数々にも、天文学的な視点で見るといろいろ興味深いことが見えてきます。今回は写真やシミュレーションによる映像も交えながら、幅広く宇宙の話題を見ていきました。
 今回のお話は、まだまだほんの入り口です。興味を持ったことをぜひ、いろいろ探究していただければと思います。


 次回は10月16日(水)「星空の文化に親しむ」をテーマに行います。人々は星空を見上げ、どのような世界を描いてきたか、その流れを見ていきましょう。