天文カレッジ 第2期講座 第1回 活動報告

星・月の風景を写すために ―基本的な撮影法―  2014年6月25日(水)

 今年度の天文カレッジ第2期講座は、「星・月の風景」の写真撮影がテーマです。募集開始後すぐに定員となりました。今回参加できなかったみなさま、大変申し訳ありません!

(なお、同一テーマでの追加開講を検討中です。決まりましたらホームページなどでご案内します。)

 

 第1回目の講座ということで、いろいろな「天体写真」のこと、星・月の風景を写す楽しさについてまずご紹介しました。

 参加されたみなさんに伺ったところ、写真を趣味として続けてこられて星を写してみようと興味を持たれた方、星に興味を持って写真にチャレンジしようとされた方、さまざまですが、星に目(とレンズ)を向けて一層楽しんでいただければ幸いです。

 さて講座では、基本的な撮影法についてご紹介する前に、カメラのしくみについてご紹介しました。現在はデジタルカメラで、カメラの機能がよくなり簡単に写真を写すことができます。そのためピント・絞り・露出・感度といった、かつてのフイルムカメラで気を付けていた部分のことは、言葉もあまりなじみがなくなってきましたので、フイルムカメラを例にしてご紹介しました。


 

 カメラがどのように状況に合わせて写していくかを確かめたところで、カメラ別の撮影法をご紹介しました。コンパクトカメラ、ミラーレス一眼、一眼レフ、そしてスマートフォン、とさまざまなカメラがありますが、それぞれ、ちょっとしたコツと使い方を知ることで、星・月の風景を撮影することができます。

 三脚やちょっとした小道具など、星・月の風景の撮影に必要であったり便利なグッズも紹介しました。もし便利なグッズがあれば試してみてください。


 次回は7月9日(水)(悪天候のため7月23日(水)に延期となりました)に、みなさんのカメラで、どのように星・月の風景を写すか、個別チェックと撮影のための準備を行います。マイカメラ、三脚や小道具を忘れずお持ちください!