今年度第1回目の活動は、身のまわりでも使われている「鏡」をテーマに、実験・工作を行いました。はじめての活動とあって、最初は少し緊張気味だったクラブ員も、時間が経つにつれて打ち解けていった様子でした。
まずクラブ員には、普段の生活を思い出してもらい、どんなところで、どういった役割で鏡が使われているかを考え、発表してもらいました。そして、鏡には平面の鏡だけでなく、凹面鏡や凸面鏡があることを説明し、さらにその特徴を実際に鏡で体験しました。
次に、2枚の鏡を向かい合わせて間に人形を置き、それらの鏡の角度によって、映っている人形の数が変化する様子を実験しました。特に2枚の鏡を平行に向い合せると、人形は数えきれない数に増えてしまうのですが、クラブ員はとても驚いた様子でした。
その他、工作としてミニ万華鏡と潜望鏡を作りました。ミニ万華鏡は、タピオカストローとビー玉を使った万華鏡で、小さいながらとてもきれいな模様を見ることができます。潜望鏡は、潜水艦などに使われている道具で、2枚の鏡で景色を反射させて、高いところから見た風景を見ることができます。ぜひお家でも遊んでみてくださいね。
これから1年間、科学クラブでは様々な実験・工作を行っていきます。クラブ員みんなで、科学を楽しみましょう。
Bクラスも第1回目の活動を行いました。こちらも自己紹介から始まり、名前や学校名に加えて、各自の趣味も発表してもらいました。それぞれスポーツや文化的なもの、ゲームなど、いろいろな趣味が飛び出しました。
お互いのことが少しわかったところで、今回のテーマ「鏡」について実験です。クラブ員には身のまわりで使われている鏡にどんなものがあるか、班ごとに協力して発表してもらいました。その中で、鏡にもいくつか種類があることがわかり、その後、実験で3種類の鏡の特徴を調べました。
その次には、鏡を複数枚使った実験にも挑戦してもらいました。鏡を2枚、3枚と増やすことで、映り方や映るものの数はどのように変わるのか、実験して調べました。
そして、その原理を使った万華鏡の工作、さらに潜望鏡の工作も行いました。特に潜望鏡の工作は制作が大変でしたが、みなさん、がんばって完成させました。
これから1年間、クラス全員で様々な科学実験・科学工作を行っていきます。楽しく活動していきましょう。