今回は、摩擦について活動を行いました。「摩擦」という言葉になじみのないクラブ員もいたので、はじめに沖縄の民芸品である「指ハブ」で摩擦を体験してもらいました。「指ハブ」は、沖縄のヘビの形を模していて、その口に指を入れてしっぽを引っ張ると、摩擦で抜けなくなるというものです。
摩擦の概念が分かったところで、スポンジや滑り止めマット、ストローを敷き詰めた場所など、いろいろな場所におもりを置き、ばねばかりで横に引っ張って摩擦の大きさを調べました。また、2冊の本を1ページずつ交互に挟み込んで、摩擦によって抜けなくなることも実験しました。
その次には、逆に「摩擦」がないとどんなことが起きるのか、箸を使ってビー玉や油をまぶしたスーパーボールをつまむことに挑戦してもらいました。ありすぎてもなさすぎても困る摩擦、うまくつき合っていきたいですね。
最後は、「摩擦」を使って人形が昇っていく工作や、ホバークラフトの工作を行いました。クラブ員たちは、今回も班ごとに、実験・工作に楽しそうに取り組んでいました。
Bクラスも、摩擦について活動を行いました。「摩擦」という概念は言葉で伝えるのが難しいため、はじめに沖縄の民芸品である「指ハブ」で摩擦を体験してもらいました。
摩擦を体感したところで、身近なところで「摩擦」を利用しているものを発表してもらいました。改めて考えると、いろいろなところに摩擦が利用されていることに気づかされました。また、スポンジ、滑り止めマット、ストローの束を敷き詰めた場所などにおもりを置いて、ばねばかりで横に引っ張った時の摩擦の大きさを実験しました。そのほか、2冊の紙の束を1ページずつ交互に挟み込んで、紙の摩擦の強さも実験しました。
続いて、逆に摩擦がないとどんなことが起きるのか、実験しました。箸や紙のトングを使ってビー玉やスーパーボールをつまめることを体験してもらい、そのあとで、つまむものに油をかけて、改めて挑戦してもらいました。摩擦が小さくなると、それまで簡単につまめたものもすべってつまめなくなってしまうんですね。
Bクラスも、クラブ員たちがにぎやかに実験・工作に取り組みました。