科学クラブ 第3回 活動報告「力のひみつ」

【Aクラス】9月12日(土)

 今回は「力」について活動しました。一口に「力」と言っても幅広いため、ここでは、小さな力を科学の原理で大きくすることをテーマに実験や工作を行いました。

 まずはじめは、まだ機械がなかった昔に、巨大な建造物をどうやって作ったのか、道具の工夫の説明から始まりました。そこで使われたてこの原理は、どのように利用すると重い物を小さな力で持ち上げることができるのか、ひとりひとり、木の棒とおもりと支点の台を使って実験しました。てこには、3つの点があって、その点の並び方によって、3種類のてこがあることや、3つの点同士の距離によって、同じおもりでも小さな力で持ち上げられたり、逆にもっと大きな力を入れないと持ち上げられないこともあるということを実際に体験してもらいました。

 次に、そのてこの原理を利用した工作「てこロケット」を作りました。この工作では、シーソーの要領でロケットを飛ばしますが、ロケットを支点から離すことで、より高くロケットを飛ばすことができます。クラブ員たちは、無事に全員が工作をやり終え、楽しそうに遊んでいました。


【Bクラス】9月26日(土)

 Bクラスも「力」について、小さな力を「てこの原理」で大きくして利用することをテーマに活動しました。

 てこには重要な3つの点、支点・力点・作用点がありまして、その並び方を変えることで、3種類のてこを作ることができます。その3種類のてこは、どんな特徴があるのかを実験で確かめた後で、身のまわりの道具でどの種類のてこが活かされているのかをクラブ員たちに考えてもらい、発表しました。はさみやドアノブ、トングなど、知らないうちにてこの原理を利用していることにクラブ員たちは驚いた様子でした。

 また、Bクラスも、てこの原理を利用した工作「てこロケット」を作りました。今日の実験で学んだことを活かして、ロケットをより遠くへ飛ばすにはどうしたらいいか、考えながら遊んでもらいました。


 次回は、「電気で大実験」です。お楽しみに!