今回は「電気」について活動を行いました。
まずはじめに、身のまわりの物ではどんなものに電気が流れるのか、予想をたててから実験しました。金属やガラス、プラスチックなどは、予想がかなり的中しました。しかし、えんぴつや金・銀のおりがみ、ホッチキスの芯などでは、少し迷いが見られました。その後、電気が流れたり流れなかったりする理由を説明すると、興味深そうに聞き入っていました。
また、後半では、電気をつくる実験も行いました。発電所と同じく磁石を回転させて電気をつくったり、太陽光や温度差、振動による発電にも挑戦してもらいました。クラブ員たちは、身近な電気にさらに関心を持ったようで、熱心に実験に取り組みました。
Bクラスも「電気」について活動しました。
Aクラス同様、身のまわりの物で電気が流れるのはどんなものか調べる実験を行いました。意外なものもあったようで、みんな興味深く取り組みました。
そのほか、電気を作る実験では手回し発電を行い、その原理を伝えました。家庭で使っている電気は、発電所で火や水などのさまざまな力を使って発電されていますが、発電のしくみ自体は手回し発電とほぼ同じしくみであることを学びました。
また、再生可能エネルギーである太陽光や、温度差、振動による発電の実験も行いました。これらは温室効果ガスを出さない比較的安全な発電方法ですが、コストや効率の面でまだまだ課題があります。発電方法にはいくつか種類がありますが、それぞれ良い面、悪い面があることも学びました。