天文カレッジ 第2期講座 第5回 活動報告

宇宙はどんな世界 2015年9月16日(水)

 第5回となる今回は「宇宙はどんな世界」をテーマに宇宙の姿や成り立ちについて幅広く紹介しました。一言に「宇宙」と言ってもその話題は2時間では語りつくせないほどです。講義では、「太陽系」、「恒星」、「銀河」、「宇宙論」と分野を分けながら説明しました。

 太陽系の話題では、7月に探査機「ニューホライズンズ」の活躍で明らかになった冥王星についても取り上げて紹介しました。また、太陽系のスケールを感じていただけるよう、太陽を2mとしたミニチュア太陽系もご覧いただきました。太陽に対して地球が予想以上に小さいことに、多くの皆さんが驚いていました。


 後半は、星の一生や銀河の種類など宇宙に広がる天体たちの成り立ちや宇宙誕生から現在までの歴史について紹介しました。

 宇宙は覚えることがたくさんあって大変ですが、すべてを一気に理解しようとするのではなく、まずは気になる分野から調べてみましょう。”夜空を見上げることは宇宙とつながること”です。宇宙のことや天体のことを知れば知るほど、夜空の楽しみがより一層増えていくことでしょう。


 次回は10月14日(水)「星空の文化に親しむ」をテーマに行います。かつての星の見方や星座の成り立ちなど文化の目で星空をご紹介します。