天文カレッジ 第2期講座 第7回 活動報告

星空案内の実際  2015年11月4日(水)

 今回はこれまでご紹介した星空を楽しむ実践のしかたや、さまざまな知識をまとめて「星空案内」を行うためのポイントをご紹介しました。

 星を楽しむ方法はさまざまで、決まりはありません。ほんの少しのきっかけやひとことが、多くの人と星を楽しむ一歩となります。まずは郡山でこれまでに講座を受講されてきた皆さんの、いろいろな「星空案内」の実践例をご紹介しました。

 そのうえで、星空案内をする際のちょっとしたコツやポイントを触れていきました。日によって日の入りの時間や月の様子が毎日違うことで、観察する視点も変わってくること、星空の様子をあらかじめ知ることで、星空の見どころに目を向けていくことなど、何気なく理解していたことも星空案内の際に少し思い起こすと、メニュー作りに役立つことを例を交えて紹介しました。


 自分自身が楽しむことも含めて、ちょっとした小道具や最近ではデジタルツールなどを活用することで、いっそう身近な場所で星を見る楽しみが広がることも見ていきました。

 身構えることなく、「星空案内」の一歩を踏み出していただき、周りの人々と星を楽しんでいただけるきっかけになれば幸いです。その時には、ちょっとした工夫や、安全の配慮などを皆さんがすることで、素晴らしい時間になることと思います。


 次回は第2期講座の最終回です。11月15日(日)に「特別講座」を行います。