今回は「色」をテーマに、実験・工作を行いました。
まずは、指示薬を入れて水溶液の性質によって色が変わる実験を行いました。身近な飲み物や洗剤、調味料などに指示薬を入れるとさまざまな色に変化して、カラフルな実験になりました。
続いては、茶色のうがい薬を水で薄めてお茶のようにした液体をレモン汁に注いで、どうなるか実験しました。茶色い液体が一瞬で透明になる様子に、クラブ員たちは薄めたうがい薬をどんどん注いでいました。
また、偏光板を使った万華鏡の工作も行いました。偏光板には、2枚重ねるとその向きによって光を通したり、遮ったりする性質があり、間にセロハンテープを挟むと、その挟んだ枚数によって異なる色を見ることができます。クラブ員たちは、それぞれ、思い思いの偏光万華鏡を作って、互いに見せ合っていました。
Bクラスも「色」をテーマに、実験・工作を行いました。
Aクラス同様、BTB溶液を使って、酢やせっけん水などの身近な水溶液の性質を調べる実験を行いました。また、家に帰ってから、身のまわりにある飲み物や洗剤、調味料などがどんな性質なのかを調べられるように、リトマス紙作りも行いました。
そのほか、黒いサインペンのインクにどんな色が隠れているかを調べる実験も行いました。キッチンペーパーに黒い水性ペンで線を描いてもらい、その端を水につけておくと、描いた線まで水が届いてインクがにじみ、さまざまな色が隠れていることが分かりました。
さらに、ベンハムのコマと呼ばれる工作も作りました。白と黒の模様が描かれたコマをまわすと、白黒以外の色が見えてくる不思議なコマです。人によって見える色が異なるので、ぜひおうちの人と一緒に見てみてくださいね。
次回は、「カタチの科学」です。お楽しみに!