天文カレッジ 第1期講座 第6回 活動報告

星空の文化に親しむ 2017年10月18日(水)

 今回の講座の最初には、10月3日に発表されたノーベル物理学賞を授与される発見「重力波」に関する解説を行いました。まさに、新しい天文学のスタートの意義について、プラネタリウムで映像を用いながら紹介しました。

 そして、今回のテーマである、人々が星空を見上げ、どのようなことを考えてきたかを紹介していきました。スライドによる解説と、プラネタリウムの星空と映像により、理解を深めていただきました。


 星座をはじめとした星の見かた、太陽と月から見出した暦、惑星の運動から考えられた占星術、そして七夕やお月見といった年中行事の成り立ちについて、身近に感じられる部分と、昔の人の宇宙の捉えかたを見直していただけたでしょうか。

 日々の生活に根ざした、地域に伝わる「星空の文化」についても、ぜひ探究してください。


 次回は、11月1日(水)に「星空案内の実際」をテーマに行います。