天文カレッジ 第2期講座 第4回 活動報告

有人宇宙探査のあゆみ 2018年1月24日(水)

 天文カレッジ第2期講座の第4回目は、「有人宇宙探査のあゆみ」について紹介しました。

 

 前半は、有人宇宙探査に必要な条件について紹介しました。人が宇宙へ行くためには、無人探査と違い、より安全を考慮し生きて無事に地球へ帰って来なければなりません。使用する宇宙船や宇宙服の構造について解説するとともに、度重なる実験や点検で莫大な費用がかさむ点についてもお話しました。

 その後は、約半世紀前のアメリカとソ連の熾烈な宇宙開発競争について紹介し、初めて宇宙飛行に成功したボストーク1号や、有人月面着陸時に使用したアポロ11号について時系列で展開していきました。この様な成功の裏には失敗もあり、開発期間中はロケット誤爆や装置異常による墜落事故など、多くの犠牲が伴った命がけの競争であった事についても知っていただきました。


 後半は、日本の宇宙飛行について紹介しました。日本の場合、仕事として宇宙飛行できる職種はJAXAの宇宙飛行士が主で、不定期に行われる採用試験を通過する必要があります。今回は、採用条件について説明し、実際に試験で課されたパズルの作成を受講者の皆さんに体験していただきました。ただのパズルではなく無地を使用しているので特徴が無く、皆さん大変苦労しているようでした。

 最後に、新型宇宙船や有人惑星探査など、これからの有人宇宙探査の未来について話し、一般人でも宇宙体験ができる方法について解説していきました。受講者の皆さんには、興味を持って聴講していただけたようです。


 今回で、平成29年度の第2期講座は終了です。ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。