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郡山市ふれあい科学館では、平成14年12月25日(水)に、子どもから大人まで科学を気軽に楽しめる、開館一周年記念サイエンスショーを開催いたしました。 講師には、サイエンス・プロデューサーとして活躍中の杉木
優子(すぎき
まさこ)さんをお招きし、科学工作の体験できるワークショップ「ポンポン船を作ろう」と、科学実験を楽しく見られるサイエンスショー「電気の大実験」を行いました。 |
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講師の杉木優子さんです。作り方の説明では、失敗するポイントも詳しく教えて下さったので、参加者のみなさんは上手にポンポン船を作ることができました。 |
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まずは船体の形を考えます。 どんな形だと速く進むかな? 鉛筆を片手に悩んでいるようです。 |
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ウレタン製の板を船体の形に切り抜きます。底をななめにけずることも忘れずに。 | |||||||
アルミのパイプを折れないように注意しながら丸めます。 けっこう力が必要で、みなさん苦労しているようでした。 |
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できあがったポンポン船には、名前を付けました。自分の名前を取って、「○○号」と名付ける人が多くみられました。 世界で一台のポンポン船の出来栄えに、みなさん満足していたようです。 |
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サイエンスショーの初めは、当館でもおなじみの、とても冷たい液体窒素を使った実験です。 この日はちょうどクリスマス。サンタさんとトナカイくんも、実験に来てくれました。 |
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サンタさんが長い風船を液体窒素に入れると、風船は小さくなってしまいました。 |
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次に、サンタさんは電球を取り出しました。 |
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今度は、フィラメントを液体窒素に入れてから点灯します。すると、ちゃんと点きました。 液体窒素の中には酸素がないので、フィラメントは焼き切れることなく、輝いていられるのですね。 |
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トナカイくんがドリルを持っています。 ドリルを手で回すと、机の上のアヒルが動き出しました。 いつもは電気で回すモーターですが、手で回すと逆に電気が起きるのです。 |
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ドリルを分解していくと、中のモーターはコイルと磁石で出来ていることが分かりました。 磁石の近くでコイルが動くときに、電気が起きていたのですね。 |
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それでは、コイルに電気を流すと、どうなるでしょうか? コイルは磁石に早変わりしてしまいました!コイルの下にクリップがたくさんくっついているのが見えます。 |
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コイルに磁石を近づけると、どうなるでしょうか? 今度は電気が起きます。 本当に電気が起きたかどうか、みんなで確かめました。 |
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最後に、手回し発電機の登場です。 サンタさんとトナカイくんが発電機を回すと、机の上の車が走ります。 これも、電気が起きているからなのです。 |
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手回し発電機をたくさんつないで、電気を起こす実験です。会場のみなさんにも、お手伝いいただきました。 速く回せば回すほど、たくさんの電気が起きるのです。みんな、がんばれ! |
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クリスマスツリーが明るくなりました! みんなの力で点灯したツリーは、とてもきれいでした。 でも、お家のツリーもこうやって点けるのだったら大変ですよね。 |
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科学の世界は、参加者のみなさんにとっても楽しいものだったようです。 楽しいショーを見せてくださった杉木さん、どうもありがとうございました! |
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