【開催報告】

2003/03/21


 平成15年3月16日(日)に郡山市立美術館において、郡山市立美術館&ふれあい科学館共同ワークショップ「万華鏡(カレイドスコープ)でアート&サイエンス体験」を開催いたしました。
 この共同ワークショップでは、光の性質や万華鏡の仕組みについて学びながら、3枚の鏡を使った自分だけのオリジナルの万華鏡と偏光板シートを使った巨大万華鏡、2つの万華鏡をつくりました。

 美術館の学芸員からワークショップの趣旨と日程について説明をうけた後、「鏡の性質と万華鏡の構造」、「偏光シートの仕組みについて」、当科学館の大越と岡田が解説しました。

 ビーズ・石・色紙など中にどのくらい入れたら、どんな模様になるか工夫を凝らしながら親子でとても真剣に万華鏡作りに取り組んでいました。

 外側には色紙を巻いたり、絵を描いたり、粘土で飾りを付けたりして、世界でただ一つのオリジナル万華鏡を仕上げました。

  万華鏡の中を覗くと、こんなに不思議な世界が広がっています。参加の皆さんは、自分の作品に満足顔で自分だけの小さな宇宙を楽しんでいました。

 こちらでは偏光シートを使って巨大万華鏡(90cm×90cm)を作っています。 参加者それぞれに割り当てられた偏光シートに好きなようにセロテープを貼り合せていきます。参加された、お父さん・お母さんはセローテープを貼り合せただけでいろいろな色がでる偏光シートに興味津々のようでした。 一体どんな万華鏡ができあがるかな? 皆で作る共同の作品です。

 巨大万華鏡の出来上がり。この作品のモデルは、美術館の庭にある「野兎と鐘」です。早速、美術館の庭に巨大万華鏡を持っていき、もう一枚の偏光シートで巨大万華鏡を覗いてみみました。
 巨大万華鏡の兎と鐘は何色にも色が変わるステングラスのような万華鏡に仕上がりました。

 


光が作り出す芸術品
ぜひ覗いてみてください。 キレイですよ!!

 この作品は、3月30日(日)まで郡山市ふれあい科学館22階展望ロビーに展示してあります。 どうぞご覧ください。