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郡山市ふれあい科学館では中央や県内の機関などと連携することにより、単独施設ではできない幅広い事業展開を図り、利用者へ科学の面白さを提供する連携事業を積極的に進めております。 今回は(財)日本科学技術振興財団との連携事業で、平成15年11月9日(日)に東京大学天文学教育研究センターの半田利弘先生を迎え、天文宇宙に対する夢を育み、興味関心を高めることを目的に「3D天文シミュレーション」というサイエンスショーを開催しました。 |
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講師は、東京大学天文学教育研究センターの半田 利弘先生です。 |
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3D天文サイエンスショー |
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まず、地球を始め、火星や木星の名前を子どもたちに確認しながら冥王星までの軌道を見ました。各惑星が自転をしながら太陽を中心に回転する様子を観察すると、手前に来るものと向こうへ回り込む様子や背後の星よりも惑星が手前にあることなどが、3D映像だと直感的に見えてくるので、理屈抜きで宇宙の構造がよく分かりました。 |
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さらに、太陽を7cmのボールに例えると、地球は7m離れた場所にある0.7mmの小さな球になります。最果ての惑星は、ビッグアイを飛び出し300mも離れてしまうなど、具体的な太陽系の大きさについても紹介いただきました。 |
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次に、しし座やオリオン座などの星座の形は太陽系から見える姿であり、もし太陽系を飛び出して別の星から見たら星座の形がまったく違ってしまう事を実演していただきました。参加者からの希望により、おとめ座の1等星スピカという星まで行ってみました。すると、まったく異なる星座の姿に、驚きの声が上がりました。 |
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半田先生は参加者の中に入って質問を受けたりしながら、分かりやすいお話で、子どもたちはもとより保護者の方も星への興味がさらに高まったようでした。そして何よりも、保護者にとっては子どもたちと共通の話題作りができた事に、喜びを感じているようでした。 |
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