開催報告

2004/05/25


 

 東北の盛岡市子ども科学館と共催しテレビ会議システムで接続し講座を開催いたしました。
 ジャパンGEMS(ジェムズ)センターの教材である「ウーブレック」を使用し、講師を本科学館石原と、盛岡市子ども科学館の及川氏が務めました。
 科学者とは、どんな仕事をしているのだろう? 科学者になった気分で宇宙からきた謎の物体「ウーブレック」をテレビ会議システムを使用し、盛岡市子ども科学館の子ども達と共同で解明しました。

 当館と盛岡市子ども科学館を結ぶ総合講師は、当館の石原です。

 「今日は、アメリカのとある研究所から謎の物体の調査の依頼がきており皆さんに協力していただきます。」 


盛岡会場の様子


郡山会場の様子

 

 宇宙から来た謎の物体「ウーブレック」をグループ毎に調査。謎の物体を触ってみると、液体?とも固体?とも入れる不思議な動きをします。
 五感だけではなく、いろいろな道具も入れてみました。鉄のボールを投げ入れても衝撃が吸収されてしまったりと不思議なことばかりです。
 この感触は実際参加した人にしか解りません。

 グループ毎に調査した内容を、グループ長が発表しました。
 グループ内でたくさん出た「ウーブレック」の性質をみんなで1つにまとめるのは、大変そうでした。グループ内では、あーでもない、こーでもないと真剣に議論を交わしていました。

 みんなで議論した「ウーブレック」の性質を基に、「ウーブレック」で覆われた星からこの「ウーブレック」をたくさん持ち帰るにはどんな宇宙船が必要か?宇宙船を設計してみました。
 大人顔負けのアイデアで楽しく素晴らしい宇宙船を設計できました。