パートII 開催報告

2006/08/19


 平成18年8月12日(土)〜16日(水)に、7月に引き続き子どもから大人まで科学を気軽に楽しめる科学館恒例のお祭り「サイエンスフェスティバル」 のパートIIを開催しました。
 パートIIの自由研究講座は、夏休みも終わりということで、短期間でできる自由研究を紹介しました。

 

実験工作コーナー

内容

8/12(土) 風をエネルギーに変えようII〜サポニウス風車・クロスフロー風車をつくる〜(福島大学 小沢喜仁先生)、何でも曲げて伸ばしてみよう(福島高校 山本央明先生)、マイ磁石を作ろう!(SPV)、エコーコップ、スライム、GO!GO!風船タイ
8/13(日) 何でも曲げて伸ばしてみよう(福島高校 山本央明先生)、音の実験・工作(大槻中学校 園部毅先生)、マイ磁石を作ろう!(S.P.V)、エコーコップ、くるくるマグネット、くるくる変わルンルン♪
8/14(月) 不思議なコップ(桃見台小学校 赤間祐市先生)、リモネンでスタンプ(日本大学工学部物質化学工学科 佐藤公俊先生)マイ磁石を作ろう!(S.P.V)、ふっクルでる、カラフル化石、べんべんコップ
8/15(火) 不思議なコップ(桃見台小学校 赤間祐市先生)、恐竜を折ろう!・折り紙で目の錯覚を楽しもう(折紙造形・四季折々)、色と形であそぼう(郡山市立美術館)、マイ磁石を作ろう!(S.P.V)、ふっクルでる、星座でカシャ!、GO!GO!風船タイ
8/16(水) 紙とんぼ(小山田小学校 上野豊先生)、恐竜を折ろう!・折り紙で目の錯覚を楽しもう(折紙造形・四季折々)、マイ磁石を作ろう!(S.P.V)、くるくるマグネット、星座でカシャ!、くるくる変わルンルン♪


 福島大学 小沢喜仁先生と学生たちは、ゴールデンウィークの風車をバージョンアップさせた工作を行いました。2つの車が回る手の込んだ工作ですので作り応えがありました。


 福島高校の山本央明先生は、実験を紹介。机を指一本で曲げる?実験や、凧糸をゴムのように伸ばす実験、ガラス棒をおもりで曲げる実験を行いました。ガラスの曲がる姿は驚きでした。


 パートIに引き続き、大槻中学校園部毅先生の工作は、フイルムケースで笛をつくりました。簡単な工作で音を自在に操れるので子どもたちに人気です。


 桃見台小学校赤間祐市先生は、紙コップとストローで作る不思議なコップを作りました。水をたくさん入れると水が無くなってしまいます。友達をびっくりさせることができる不思議なコップです。


 日本大学工学部物質化学工学科 佐藤公俊先生と学生は、発砲スチロールでスタンプを作りました。オレンジなどに含まれているリモネンは、発砲スチロールを溶かします。発砲スチロールの溶ける様子見れたかな?


 郡山市立美術館の永山先生は、ロウソクのロウを使って透かし絵を作りました。薄い紙の下に葉脈の標本を敷いてその上からロウを塗り、ドライヤーで温めるとあら不思議!葉の形が浮き上がります。色紙に貼れば素敵なしおりの出来上がり!!


 折紙造形・四季折々の皆さんには、折紙で恐竜を折っていただきました。今年話題になったフタバスズキ竜やシーラカンス、首長竜、カブトガニなど、いろいろ折りました。折紙でなぜ恐竜が出来るのか驚きのコーナーでした。


 小山田小学校の上野豊先生は、パートIに引き続き、厚紙とストローで作る竹とんぼならぬ紙とんぼ。今回は、金・銀の紙でゴージャスな紙とんぼでした。皆さん上手く飛ばすことができたかな?

 科学館の工作内容は、パートIに引き続き(左上から、べんべんコップ、くるくるマグネット、エコーコップ、紙とんぼ、マイ磁石を作ろう!、星座でカシャ!、カラフル化石、くるくる変わルンルン♪、ふっクルでる、フイルムケース笛、GO!GO!風船タイ)

 工作は、いろんな道具が必要です。普段使うことの少ない道具がいくつか登場しましたが上手くつかえたかな?

つくってあそぼう

8/13(日) 風船ロケットの様子
 パートIに引き続きびっくり実験ラボで開催した「つくってあそぼう」は、動きのある工作を行った後、作った物で競争を行いまいました。
 参加した皆さん、景品はゲットできましたか?作った後の競争も楽しかったですよね?工作に改良を加えていく楽しみを感じていただけましたでしょうか?
内容
8/12(土)

かっとびロケット

8/13(日)

風船ロケット

8/14(月)

エアカー

8/15(火)

CDホバークラフト

8/16(水)

かっとびロケット

自由研究講座


8/13(日) 「星空を観察しよう」

 ある星座の星を利用して空の暗さを知ることが出来る自由研究。空の環境を知ることができます。

 パートIIの自由研究講座では、夏休みも終わりに近づいてきたので、短期間でできる自由研究を紹介しました。
 各講座とも、自由研究に使用する道具を作成しこの道具を持ち帰って短期間実験して、まとめれば自由研究になります。
 その他にも自由研究のまとめ方、進め方なども紹介しました。皆さん熱心に取り組んでおりました。
 皆さん無事宿題は終わりましたか?


8/14(月) 「酸アルカリを調べよう」
8/15(火)「光の成分を調べよう」


8/12(土) 「短期間でできる自由研究(中学年)」
本郷繁子先生(富田西小学校)・
小林仁先生(芳賀小学校)

糸電話の自由研究とガラス玉の顕微鏡の自由研究を紹介


8/16(水) 「短期間でできる自由研究(高学年)」
橋本向意先生(安積第一小学校)・
宍戸智紀先生(薫小学校)

 フイルムケースをつかった温度計や熱による空気の流れで風車を動かす、太陽などの熱を利用した自由研究を紹介

 
8/12(土)と8/16(水)は、理科作品展の審査などに取り組んでいる郡山市小学校教育研究会理科研究部「科学する心を育てるプロジェクト委員会」の先生が担当しました。