郡山市ふれあい科学館では、平成19年度の全館企画「私たちの地球」の一環として、科学ゼミナール全館企画スペシャル「親と子の地球環境ワークショップ」を平成19年6月3日(日)に開催しました。講師は、NPO法人ティーチングキッズの古川 和(ふるかわ かず)さんと三品 節(みしな みさお)さんです。
小学生と保護者のみなさんに、地球温暖化を始めとする地球環境問題について、実験、ゲーム、クイズなどをとおして楽しく学んでもらいました。これをきっかけに、みなさん一人一人が環境について考えていただくことで、これからも私たちが住みよい地球環境が守られていくといいですね。
近くの席のお友だちと仲良くなれるように、始まる前に簡単なゲームをしました。たくさんいるカエル、最後の一匹を取った方が負け!というゲームです。
どうやったら勝てるんだろう?と考えながら何回もやっていると、必勝法がだんだん分かってきます。
必勝法には「数式」が関係しているそうです。身近なところに科学や数学が関係しているんですね。
地球が温暖化しているという話をよく聞きますが、身近に感じることはありますか?
グループで話し合ってみたところ、雪が少なくなってきた、夏に暑い日が多くなってきた、という意見が出ました。
私たちの周りもだんだん暖かくなって来ているようです。
では、データはどうなっているのでしょうか?科学者のつもりになってグラフを見てみました。みなさん真剣そのもの…。
地球温暖化の原因になっている温室効果ガス、中でも特に二酸化炭素の量が急に増えているのは確実なようです。
では、二酸化炭素が増えると地球の温度はどのように上がっていくのでしょうか?このときに起こる「温室効果」という現象について実験で見てみました。
電球は太陽です。ペットボトルの中が地球です。太陽を地球に当てて温度を測定し、グラフにしました。
温室効果ガスがある場合とない場合では、温度が違うということがよく分かりましたね。
昼休みの後も、ちょっとしたゲームから始まりました。
二人一組になって紐をほどくというものです。親子や友だち同士でペアになって挑戦しました。
地球温暖化に関係している「光」や「二酸化炭素」について、代表の人による劇で説明しました。
役が当たったみなさんは、ちょっと緊張していましたが、古川さんのお話で温室効果の起きる仕組みが分かりやすくなりました。
最後に、グループごとに地球温暖化ゲームをやりました。説明は三品さんです。
ボードゲームをしながら地球が暖まっていく仕組みを見てみましょう!
はじめてやるゲームに、みなさん最初はとまどっていたようですが、ゲームが始まると熱中してしまい、最後は時間が足りなくなるほどでした。
第二部は環境問題についてのクイズ大会!
環境に関連する展示物からクイズを出題することにして、みなさんには予習問題を解いてもらいました。
親子で答えを調べてもらいましたが、みなさん必死で答えを探していました。
研修室に戻ってクイズ大会です。正しく答えてくれた人にはその場で賞品をプレゼント!
賞品をかけて、たくさん答えていただくことができました。
半日がかりのワークショップでしたが、ご参加ありがとうございました!そしてお疲れさまでした!!