郡山市ふれあい科学館スペースパークでは、ふくしま県民の森フォレストパークあだたらと福島大学との連携事業として、科学ゼミナール「ふくしま環境探検隊」を平成19年10月13日(土)〜14日(日)に開催しました。
講師は、福島大学の黒沢 高秀(くろさわ たかひで)さん、フォレストパークあだたらの弦間 一郎(げんま いちろう)さん、それにスペースパークの遠藤 史貴(えんどう ふみたか)と近藤 正宏(こんどう まさひろ)が務めました。
今年6月に開催された全館企画のテーマ「私たちの地球」に合わせ、自然や科学と親しみ、身近な自然環境について家族みんなで考えてもらう宿泊型の体験教室でした。小学生とその家族31人のみなさんにお集まりいただきました。
お天気もよくさわやかな秋の日。
まずは森の中をお散歩です。案内を聞きながら歩いていくと、森もいつもと違って見えて、何倍も楽しくなるんですね。
午後は「ひっつき虫」集めです。
ひっつき虫とは、動物や服にくっついてくる植物のタネのこと。わざと草むらを歩いて、上着やズボンのすそなどにたくさんひっつけてきました。
途中で食べられる木の実を教えてもらってみんなで食べました。おいしかった!!
ひっつき虫を一つずつ取り外していきました。たくさんつけた人ほど取るのが大変!
中には、靴の中にまで入っていた参加者もいました…。
さて、お楽しみの夕食はバーベキュー!
でもお肉や野菜を焼くためには自分たちで火を起こさなければなりません…。
みんなで協力して作った晩ごはんは、いつもよりおいしかったようです。
夜は星空観望会…を予定していましたが、あいにくの曇り空。
そこで、スペースパーク特製の星座早見盤を作って使い方の練習をしました。今度晴れた夜に使ってみてね!
それではみなさん、おやすみなさい…。
次の日はスペースパークに会場を移し、実体顕微鏡を使いながら前日に集めたひっつき虫の種類を調べて数えました。
植物は自分のタネをなるべく遠くに飛ばすためにいろいろ工夫しています。
このように動物などにひっついて運んでもらうのもその方法の一つなのです。
ところで、動物にひっつく以外にもタネを遠くまで飛ばす方法があります。
それは空を飛んで行くこと!
そんな「空飛ぶタネ」の模型を作りました。
紙やクリップを使って簡単に作れます。作ったあとはみんなで飛ばして遊びました。
最後に、前日の夜に見られなかった星空をプラネタリウムで見てもらって全日程が終了。
みなさんおつかれさまでした (^0^)/
スタッフ一同も楽しませていただきました。
参加してくれたみなさん、本当にありがとうございました!