【開催報告】新潟大学工学部連携事業「科学技術へのいざない」

 郡山市ふれあい科学館では平成19年10月20日(土)・21日(日)に、新潟大学工学部と連携して、大学が研究している工学の世界を8つのコースで楽しく紹介しました。

【コース1】自然界の放射線を
       検出してみよう

放射線は、微量ですが身近なものからも放出されています。
なんと普段食べている食べ物や、野菜の肥料、そして宇宙からも…。
身近にあるものからどれだけの放射線がでているか、機器を使って検出してみました。

【コース2】水素ミニカーで未来の
       水素社会を体験してみよう

水素と酸素で電気ができるなんで不思議ですね。

最近「燃料電池」の話題はよく耳にしますが、その仕組みなどを楽しく紹介してくれました。
 



【コース3】身近なものから電池をつくろう

身近なものが電池に早変わり!レモンや炭が電池になりました。

その他、植物が咲いている植木鉢までが電池になってしまいました。

【コース4】砂の不思議
       −液状化現象とは?−

最近、地震の被害の話題で「液状化現象」という話を聞きますが、ここでは、人工的に液状化現象を起こしました。

ハンマーで叩くだけで、砂の上の建物が砂の中へ…。

実際にこのようになると怖いです。


【コース5】紙コップでスピーカーを
       作って音を聞いてみよう

紙コップにコイルと磁石をつけると、あら不思議、音が聞こえてきます。

スピーカーの原理を知ることができました。

【コース6】極低温と超伝導を体験しよう

液体窒素を使って、花やゴムボールを一瞬で凍らせ砕くなど、普段体験できない世界を実験しました。

また、極低温で起きる超伝導の不思議な現象を、楽しく解説してくれました。


【コース7】圧電スピーカーで
       発電ライトを作ってみよう

スピーカーと言えば、音の出る装置。

でもこれを使って発電が出来てしまいます。

円筒の筒にボールを入れて、スピーカーにぶつけると、接続したLEDが光りました。

驚きの工作です。

【コース8】科学工作
       −大空へ飛び立とう−

科学館では、竹(ストロー)とんぼ+風船で空を飛ぶ工作「ふうせんコプター」を作りました。

風船の空気で高く飛び上がるこの工作は、人間の「大空を自由に飛んでみたい」という本能をくすぐる工作でした。