郡山市ふれあい科学館では、2008年3月9日(日)にチャーリー西村のわくわく環境実験「酸性雨ってなんだろう?」を11:30からと14:30からの2回開催しました。
今回の対象者は小学校4年生から中学校3年生まで、合わせて67名の子どもたちに参加いただきました。
講師は、米村プロダクションに所属するチャーリー西村さん。とっても面白いお兄さんでした。
実験は、「酸性雨ってなんだろう?」の実験の他にも、「エアコン風船」や「時限破裂風船」を行ってくれました。酸性雨は、あまり馴染みがありませんが、いろいろな実験でその問題の大きさを体験し、みんなで地球を守っていく気持ちが高まりました。
自動車の排気ガスの中には、酸性雨の元になる窒素酸化物(Nox)が含まれています。
発電機からとった排気ガスに窒素酸化物が含まれているか、ザルツマン試薬を入れて確認しました。
酸性雨の「酸」てどんなもの? どんな食品が酸性、中性、アルカリ性なのか比べてみました。
酸性雨に含まれる酸は硝酸です。その威力を冷凍「エビ」ちゃんで試しました。入れてみると一瞬で赤色に変わりました。
濃度が薄いにしても、この硝酸が降ってくると考えると恐ろしいですね。だから森林が枯れてしまうのも納得です。
どうして酸性雨が降るのか? 人工的に雨を降らす装置で、排煙を装置内の水蒸気に含ませ、雨が酸性雨になることを実験してみました。
降った雨が酸性に反応したのが驚きでした。
おまけの実験は「時限破裂風船!」。皆さんはグレープフルーツを食べた後の皮はどうしてますか? この皮の汁を使うととっても楽しいんです。汁の濃度を調整すると、時限破裂風船が完成します。
この実験で会場は大混乱? とっても楽しく実験を終えました。