平成20年8月4日(月)に天文学者の布施哲治先生をお迎えしてのスペシャル企画「ここまでわかった!太陽系のなぞ」を開催いたしました。
布施先生は国立天文台ハワイ観測所の広報担当研究員であり、普段はハワイにあるすばる望遠鏡を使って太陽系の天体を観測されている天文学者です。今回はプラネタリウムの一般番組を拡大した「太陽系大紀行スペシャル」、そしてジュニアサイエンスプログラム「布施先生に聞いてみよう!」に登場していただきました。
プラネタリウムには第1回目、第2回目あわせて約200名の方に参加していただきました。
まずは当館プラネタリウム解説員より、映像やクイズを交えた太陽系の旅に出かけました。太陽を出発し、火星や木星、土星などさまざまな惑星をめぐっていきます。
その後、布施先生に登場していただきました。布施先生からは、ハワイにあるすばる望遠鏡のこと、めい王星がなぜ惑星じゃなくなったのか?などを講演していただきました。また、読書感想文の書き方なども紹介していただきました。
みなさん熱心に先生の講演に耳を傾けており、終わったあとの出口では布施先生に質問をしようと、長い列ができておりました。
そして、もうひとつの企画であるジュニアサイエンスプログラム「布施先生に聞いてみよう!」は、少人数を対象として布施先生ともっともっとお話をしたり質問をできる時間です。
参加者からは、太陽系だけでなく宇宙のいろいろな質問が飛び出しました。布施先生はどの質問についても、ひとつひとつ丁寧に答えてくださいました。
今回は布施先生から、太陽系の話題だけでなくたくさんの宇宙のお話をしていただきました。
8月末まで、宇宙劇場ではプラネタリウム一般番組「太陽系大紀行」を投映しております。プラネタリウム解説員の生解説のもと、途中でクイズも交えながら、太陽系の惑星たちを巡る旅に出かけます。もちろん、今夜の星空解説も行います。今年の夏休みはプラネタリウムで太陽系の旅に出かけてみましょう。みなさんのご参加お待ちしております!