【開催報告】新潟大学工学部連携事業「科学技術へのいざない」

 郡山市ふれあい科学館では、平成21年9月19日(土)・20日(日)に新潟大学工学部と連携して、8つのコースで科学を楽しく紹介しました。

【コース1】水素を作って、燃料電池カーを動かそう

二酸化炭素が出ないクリーンな新エネルギーが注目されていますが、燃料電池もそのひとつ。水素で電気が発生し、模型が動く姿は驚きでした。

【コース2】身近な放射線を測定しよう

放射線というと特殊なイメージがありますが、実は意外と食べ物や身の回りの物から出ています。危ないイメージがある放射線ですが、身近にあるごく自然なものでした。


【コース2 (25日のみ)】α線が飛ぶ!(霧箱観察)

東北放射線科学センターの協力で、目で見ることができない放射線を、アルコールを冷やした霧箱で見てみました。

見えた瞬間、歓声があがっていました。

【コース3】人工いくらを作ってみよう

見るからにおいしそうな「いくら」。そのいくらの手作り体験です。

ちゃんと目も入っているので、本物そっくりです。でも、食べないでくださいね。


【コース4】液体のようになる砂を観察してみよう

地震の被害としてよく聞く「液状化現象」。その起きるメカニズムを、実験を通して体験します。

一瞬の出来事に、皆さん驚いておりました。

【コース5】発電の仕組みを調べよう

モータに電池をつなげるとモータは回りますが、その逆は?

モータを回すと電気がおきるのです。2個のモータをつけて実験してみました。


【コース6】浮いた!走った!不思議な超伝導と低温の世界

液体窒素を使って、風船やお花、ボールを凍らせてみました。花は実際に凍らせて、手の中でバラバラに砕ける様子を体験しました。

また、超電導といった不思議な現象も体験しました。

【コース7】電気色鉛筆で絵を描いてみよう!

紫キャベツの液やウコンの液を染みこませたシートに、電気を流したペンを近づけると色が変わります。

紫キャベツの液が酸・アルカリ性の反応で色が変わる仕組みと、電気分解を利用したお絵描きです。


【コース8】わくわく科学工作-ミニブーメランを飛ばそう!-

簡単そうに見えるブーメランですが、飛ばすにはコツが必要です。

でも、このブーメランには飛ばす道具がついています。

だれでも簡単に飛ばせるので、楽しく遊んでいただきました。