郡山市ふれあい科学館では2011年2月27日(日)に、福島県電波適正利用推進員協議会との連携により、ファミリー電波教室を実施いたしました。電波適正利用推進員は、電波の適正利用のための周知啓発や相談受付などを行っているボランティアです。
はじめに、工作のラジオを提供してくださった福島県通信情報設備協同組合の生田目正男理事長などから、あいさつをいただきました。
その後、科学館職員が電波に関する実験を行いました。火花放電で電波を発生させたり、アルミホイルで電波を受信する装置を作りました。この受信装置は、約100年前ほど前に使われたコヒーラ検波器の原理を使ったものです。簡単な装置なのですが、電波を受信してLEDが光るので、参加者の皆さんはとても驚いていました。
そして、総務省で制作した電波の歴史や適正に使用するルールを紹介する映像で電波について学んだ後は、いよいよラジオ作りに挑戦です。慣れないハンダ付けやドライバーを使った作業に親子で取り組み、完成したラジオから出る音を確かめておりました。
アルミホイルを使い簡単な電波に関する実験を行いました。
県内各地から集まった電波適正利用推進員8名の講師に、ラジオ製作のご指導をいただきました。