郡山市ふれあい科学館では、夏休み期間中「わくわくスペースパークの夏!」と題し様々なイベントを行っています。
平成23年8月13日(土)と14日(日)に、経済産業省主催、財団法人大阪科学技術センター協力で、「親子で体験!よくわかる放射線教室」を開催しました。講師は大阪科学技術センターの舟生 武司(ふにゅう たけし)先生です。また、アシスタントとして津田 宜孝さん、中村 雅憲さん、松本 尚子さんにもお越しいただき、実験や工作を行っていただきました。
震災以降、放射線が問題となっておりますが、親子で放射線についての正しい知識を身につけてもらうため、いろいろな実験を行いながら、放射線とはどんなものなのか理解していただきました。
また、子どもが工作を行っている間は、保護者を対象に、普段放射線について疑問に思っていることや、放射線に対する不安などを相談できるコーナーも実施しました。参加した保護者の方は、今まで不安に思っていたことを、少し解消できたようでした。
放射線は普段から身の回りにあるもの、目に見えない放射線を霧箱を使って観察しました。また、測定器を使用して、身近なものに含まれている放射線を調べたり、放射線から身を守るためにできることなど、実験をしながら体験しました。
舟生先生の楽しいお話で、親子で楽しく放射線について学ぶことができました。
工作の内容は日ごとに変えて行いました。作成した工作は、実験でも使用した霧箱や、振ると発電しLEDが発光する「フルフルライト」、風で風車を回すとLEDが光る「風力発電」を作成しました。
この工作は、子どもだけでも作れる内容で、中村先生とスタッフの指導で上手に作っていました。工作の間、保護者の方は舟生先生と津田先生に、放射線に対する質問を行っていました。
大阪科学技術センターの舟生武司先生をはじめ、津田さん、中村さん、松本さん、遠くから郡山までお越しいただき、本当にありがとうございました。