郡山市ふれあい科学館では平成24年4月28日(土)〜5月6日(日)に、特別企画「ゴールデンウイークはスペースパーク!〜サイエンスフェスティバル〜」を開催し、科学をお祭り感覚で楽しんでいただきました。
また、 「化学」を体験しながら楽しめる企画展「きみたちの魔法−化学『新』発見」の他、5月3日には独立行政法人産業技術総合研究所の牧原 正記先生による、「ふくしま科学応援隊2012 マッキーのおもしろ科学教室『無重力を体感する』」を実施しました。
宇宙劇場のリニューアルオープンもあって、大勢の来館者に科学を楽しんでいただきました。
開催日:4/29
湿度によって色が変わる、きれいなサイエンスフラワーを作りました。大越先生の元気な解説に、皆さん楽しんで参加していました。
開催日:5/3・4
このフルーツを食べた後、酸っぱいはずのレモンが甘く感じる実験を行いました。その原理を、模型などを使って説明していました。4日の途中から材料がなくなり、分光万華鏡を作りました。
開催日:5/3・4
液体窒素を使ってバナナで釘を打ったり、花を一瞬で凍らせバラバラにする実験を、ショー仕立てに実演していました。初めはぎこちない感じでしたが、慣れてくると生き生きと説明していました。
開催日:5/3・4
発泡ウレタンを使って、おいしそうなカップケーキを作っていました。初日だけで2日分の材料が無くなるほど大人気でした。2日目は、当館のメニューの偏光万華鏡を行いました。
開催日:5/5・6
佐野先生の定番メニューで、おいしい実験です。実験しながら食べれるとあって、参加者がたくさん集まっていました。生徒もお手伝いに来てくれて、頑張って説明し実験を行っていました。
開催日:4/28〜30,5/3〜6
こどもの日と言えば「こいのぼり」、みんなで楽しく工作しました。完成したこいのぼりは、お家に飾ってくれましたか?ボランティアの皆さん、お忙しいところ、いつも工作の指導をありがとうございます。
5/21には、日本の多くの場所で金環日食や部分日食が見られます。そこで、わくわく実験教室では日食を安全に見るための方法の紹介や、日食フィルターを作りました。後は当日の天気を祈るのみ!
当館ではサイエンスショーを毎日開催していますが、GW限定で「酸アルカリ大実験〜色水で遊ぼう〜」を実施しました。家庭にある身近な洗剤などの液体にあるものを入れていくと色が変わっていく不思議な性質を楽しく学びました。
「化学」と聞くと、とても難しいと思う人もいますが、大変身近なものであり、私たちの生活を豊かで快適なものに変えていくのも、また「化学」です。
「ちからをすいとる」、「ひかりをためる」、「あるのにみえない」、「ひかりでいろがかわる」、「まげてももどる」、「まげるとみえる」、「においをつくる」という8つの展示装置があり、私たちの身近にある「化学」製品を実際に体験してもらいながら、「化学」を身近に感じていただきました。
会場内で配布していた、温度で色が変わるカードが大人気で、子どもたちは大喜びでした。
この企画展は、被災地支援の一環で、科学技術広報財団様をはじめ、日本化学会様・日本化学工業協会様・日本科学未来館様の協力のもと実施いたしました。日本各地の温かい支援につきまして、心から御礼申し上げます。
独立行政法人産業技術総合研究所の牧原 正記先生は、被災した福島県の皆さんを科学で元気づけようと、大阪からかけつけてくださいました。牧原先生は、4/28から福島の各地で実験を行ってきており、最終日の5/3はスペースパークでの開催です。
無重力(無重量)はどうしておこるのか?無重力になったらどんなことがおきるのか?地上で再現したらどうなるのか?など、クイズや実験を交えて行いました。
前日に郡山市内の薫小学校や金透小学校でも行ったのですが、参加した子どもたちはとても楽しかったようで、また参加してくれました。
牧原先生、本当にありがとうございました。
※協力: spff(ふくしまサイエンスぷらっとフォーム)