【開催報告】小中学生・高校生のための科学技術へのいざない

 郡山市ふれあい科学館では、2013年9月22日(日)に、新潟大学工学部と連携して大学が研究している工学の世界や科学の楽しさを、大学の先生や学生に簡単な実験や工作で紹介していただきました。

 8つのコースがあり、多くのお客様に科学の楽しさを体験いただくことができました。


コース1:水素エネルギーを体験してみよう

将来自動車などの燃料に期待されている水素で電気を発電し、ラジコンなどを動かしていました。また、水から水素を作り出す実験も行いました。

コース2(その1):放射線のいろいろ

何かと気になる放射線。放射性物質は昔から自然の中に含まれています。自然界にある放射性物質を紹介したり、放射線を遮蔽する実験などを行いました。


コース2(その2):放射線の飛び方をみてみよう
        (東北放射線科学センター)

目に見えない放射線ですが、霧箱を使うと放射線の飛んだ軌跡を見ることができます。実際に自分の目でその姿を確かめることができ驚いていました。

コース3:光るスライムをつくろう

紫外線を当てると光るスライムを作りました。あいかわらずスライムはいつも人気です。その他、弾性のゴムボールと非弾性のゴムボールを使った実験も行いました。


コース4:液状化ってなに?〜やわらかくなる砂〜

地震によっておきる液状化現象を装置を使って実験しました。振動によって地面が液状化して建物の模型が土の中に沈んでいく様子やマンホールの模型が地表に出てくる姿に驚いていました。

コース5:リモコンオルゴールを作ろう!

何気なく使っているリモコンですが、そこからは目に見えない光、赤外線が出ています。そのリモコンの赤外線の信号を受信するとオルゴールが鳴る電子工作を行いました。


コース6:超〜ふしぎ!低温の世界

科学館でもサイエンスショーなどで登場する液体窒素ですが、今回は、花を凍らせたり、ボールを凍らせたりと自分で実際に体験できました。冷たい世界には不思議なことがいっぱいです。

コース7:高吸水性ポリマーを使って芳香剤をつくろう

大変人気の高かった芳香剤作り。材料は、皆さんが赤ちゃんのころお世話になった紙おむつの原料「高吸水性ポリマー」です。少ない量の粉に水がたくさん含くまれていく様子に驚いておりました。


コース8:わくわく科学工作〜紫外線をみつけよう〜

当館は、紫外線を当てると色が変わるUVチェックビーズを使ったアクセサリ「UVトンボ」を作りました。今回のトンボは特別です。金と赤のラメの入ったモールを使ったゴージャストンボでした。