郡山市ふれあい科学館では2014年7月26日(土)に、郡山市の理科作品展などの自由研究の審査に長年取り組んでいる小学校の先生(郡山市小学校教育研究会 理科研究部「科学する心を育てるプロジェクト委員会」)との連携により、「理科大好き!自由研究講座」を行いました。
低学年向けの講師は、菅家倫子先生(富田東小学校)と小野一豊先生(東芳小学校)でした。身近にある液体には酸性・中性・アルカリ性があり、その見分け方についての自由研究を紹介しました。用意した7つのカップにそれぞれ別の液体を入れ、紫キャベツの煮汁を入れると液性によって色が変わる実験を行いました。実験前の予想を立て、実験を行った後のまとめ方のコツなどを説明しました。
実験の合間に、過去の入賞作品を展示し参加者にご覧いただきました。保護者の方は過去の作品から、まとめ方をじっくり学んでいたようでした。ぜひ参考にして挑戦してみてくださいね。
中・高学年向けの講師は、山口弘先生(小泉小学校)と横田俊徳先生(穂積小学校)でした。振り子が1往復するのにかかる時間をテーマに自由研究を行い、振り子の長さ・振れ幅・おもりによってどう変化するか調べました。向い合せの参加者と協力し、ストップウォッチを使って振り子が往復する時間を計りました。
実験の後は、実際に皆さんにテーマを決めていただき、実験の方法や流れなどワークシートに記入し計画を立てていきました。大半の参加者がテーマを決め、先生からの助言をもとに自由研究を進めるようでした。ぜひ頑張って良い作品を完成させてくださいね。
自由研究をまとめるのは大変ですが、お父さんやお母さんなどと一緒に取り組んでみてください。まずは夏休みの思い出づくりと思い、軽い気持ちで楽しんで取り組んでみてください。