郡山市ふれあい科学館では、日本大学工学部に協力いただき「体験してみよう、からだのふしぎ」を2016年3月12日(土)に開催しました。
講師には、日本大学工学部の村山 嘉延(むらやま よしのぶ)先生をお迎えしました。
私たちのからだのいろいろなふしぎについて、実験や体験をとおして分かりやすく説明していただきました。
実験のひとつとして、レーザーポインターを手に持って、できるだけ動かさずに離れたところにある点をねらう実験を行いました。先生が準備してくださったプログラムを使って、実際にどのくらいポインターの点が動いているのかを画面で見ることができます。
簡単にできそうに思えますが、いざやってみると、かなり点が動いていることが分かりました。何度も挑戦する参加者もいましたが、上達はするものの、どうしても点のぶれを止めることはできませんでした。
これは、レーザーポインタを持っている手が動いてしまうからであり、私たちのからだは、とまることができないということがはっきりと分かる実験でした。
このほかにも、からだのふしぎに関するさまざまな実験を行いました。講座の終了後、参加者たちは興味津々の様子で、先生が準備してくださった模型や器材について、質問をして盛り上がっていました。
村山先生、楽しくわかりやすい講座を本当にありがとうございました。