郡山市ふれあい科学館では、日本大学工学部に協力いただき「偏光を使った万華鏡を作ろう」を2016年9月25日(日)に開催しました。
講師には、日本大学工学部の加藤 隆二(かとう りゅうじ)先生をお迎えしました。
日本大学工学部の学生の皆さんにもアシスタントとしてお手伝いいただきました。
工作には、偏光板を使います。偏光板を2枚重ねて、そのうち1枚だけ90度ずつ回転させると、光を透過して見えたり、光を遮断して暗く見えたりします。そしてこの2枚の偏光板の間にセロテープを貼った透明な板を差し込むと色がついて見えるという不思議な性質があります。この不思議な偏光板を使って万華鏡作りに挑戦しました。
最初に、先生から光や偏光板について説明いただいた後、みんなで、工作の材料である偏光板を一枚だけ手に持って窓の外を観察しました。偏光板を通してみると、普段の風景が違って見え、歓声を上げている参加者もいました。
そして、いよいよ工作です。工作は、先生や日本大学工学部の学生の皆さんのおかげで、スムーズに進行していきました。カットした鏡なども使用して、円筒形の万華鏡が出来上がりました。
筒の周りにも、先生方が準備してくださった、すてきなシールや用紙などを使い、きれいに飾り付けを行って完成させました。
保護者の方と一緒になって、楽しそうに飾り付けを行っていました。見た目も、中を覗いてもバッチリの万華鏡の出映えに、参加者の皆さんは大満足のようでした。
加藤先生、楽しく分かりやすい講座を本当にありがとうございました。