【第6回 「いろいろなエネルギーをつくり出そう」 開催報告】

2004/12/02


 郡山市ふれあい科学館では、平成16年11月26日(金)に科学ゼミナール「おもしろ科学びっくり箱 -いろいろなエネルギーをつくり出そう- 」を開催しました。大人向けということで平日の夜に開催した第6回の講師は福島大学の大山 大(おおやま だい)助教授です。

 エネルギーの歴史や現代のエネルギー事情について実演を交えながらの講演と、固形燃料作りの実習をとおして、エネルギーの科学のおもしろさに触れてもらいました。

 エネルギー問題は現代社会において関心の高いテーマですが、もっとエネルギーを身近に感じてほしいと講師の大山先生は考えています。

 化学エネルギーから熱エネルギーへの変換を発熱反応と吸熱反応の実験で確かめました。熱いか冷たいか、みなさんにも確認してもらいました。

 化学エネルギーを電気エネルギーに変換する実験では電池を作りました。10円玉と1円玉と塩水だけで、発光ダイオードを光らせることができるのには驚きました。

 実習では固形燃料を作りました。旅館のお料理で出る鍋などにも使われていますが、これも化学エネルギーが熱と光エネルギーに変換される一つの例です。