【第1回 からくり人形とロボットの動くしくみ 開催報告】

2005/05/21


 郡山市ふれあい科学館では、平成17年5月14日(土)に今年度の第1回となる「おもしろ科学びっくり箱 -からくり人形とロボットの動くしくみ- 」を開催しました。講師は、福島大学の高橋 隆行(たかはし たかゆき)教授と、江戸からくり人形細工師の半屋 春光(はんや はるみつ)さんのお二人です。
 ふれあい科学館で、大学・企業・科学館の三者が連携しての講座は初めてのことです。 現代のロボット、そして日本古来のロボットとも言えるからくり人形の動くしくみについて、じっくりとお話を聞くことができました。

 

 半屋先生からは江戸時代に作られていたからくり人形についてお話がありました。

 からくり人形の設計図が書かれた古文書が残っているので、先生はそれをもとにして人形を復元しているのです。

 

 

 先生が復元した人形の実演もありました。お茶を運んでくれる人形です。

 ずっと昔からこのような「ロボット」があったなんて驚きですよね。

 

 

 最近のロボットについては、高橋先生からお話がありました。

 ロボットが動くには何が必要なのでしょうか。コンテストに出場したロボットで説明がありました。コンテストの映像に、会場からは歓声も上がっていました。

 

 高橋先生のロボットの前で、熱心に質問する参加者も・・・。

 将来は、SFアニメに負けないような高性能ロボットを作ってね!

 

 終了後は、市販のロボットや科学館のロボット犬「アイボ」の操作を体験しました。

 いろいろな動きをするロボットたちに、参加者は夢中でした。