【第1回「酵素パワーのひみつ 〜食べ物を消化せよ!〜」開催報告】

2006/06/08


 郡山市ふれあい科学館では、平成18年度も福島大学との連携事業「おもしろ科学びっくり箱」を開催します。
 今年度の第1回は平成18年6月3日(土)に「酵素パワーのひみつ〜食べ物を消化せよ!〜」をテーマに、小学3〜6年生向けに行いました。講師は福島大学の杉森 大助(すぎもり だいすけ)助教授です。また、福島大学の学生さん3人もお手伝いに来てくれました。
 食品、医薬品、洗剤など、私たちの暮らしの中でも酵素パワーが活用されています。今回は、食べ物に含まれている酵素についての実験を楽しんでもらいました。

 

 杉森先生は学生さんたちと共に白衣姿で登場です。

 酵素は私たちの身近なところでも大活躍しています。実験で確かめてみましょう。

 

 お湯で溶いたかたくり粉はネバネバとしています。これに胃腸薬を加えると、不思議なことに酵素の力であっというまにサラサラになってしまいます。

 

 ごはんに含まれるデンプンは、だいこんやながいもなどの酵素で分解できます。分解できたかどうかの確認には、ヨウ素入りのうがい薬を使いました。

 

 レバーなどをオキシドールに入れると酸素の泡がぶくぶくと出てきます。酵素が含まれている証拠です。

 身近なものでもこれだけ楽しい実験ができるので、お家でもぜひ実験してみてください。ただしお部屋を汚さないようにね!