第4回「カラダ・ダ・ヴィンチ〜美術に学ぶ身体の不思議〜」
【開催報告】

2006/12/14


 郡山市ふれあい科学館では、平成18年12月6日(水)に「おもしろ科学びっくり箱 第4回 カラダ・ダ・ヴィンチ〜美術に学ぶ身体の不思議〜」を大人向けに行いました。講師は福島大学の渡邊 晃一(わたなべ こういち)助教授です。
 私たちの身体を美術作品として表現することによって研究する「美術解剖学」についてお話を伺い、美術と科学のコラボレーションが実現しました。

 

 

 渡邊先生はご自身も芸術家として作品制作をし、個展なども多数開いておられます。

 今回は特に、美術解剖学にスポットを当ててお話しいただきました。

 

 

 美術解剖学は、人体を描いたり型取ったりして美術作品にすることで、筋肉や骨格について科学的に研究する学問と言えます。美術と科学は意外なところでつながっているのですね。

 

 人体を描くデッサンの実習では、人体を輪郭ではなく「らせん」として捉えると立体的に描ける、と先生からのアドバイスがありました。

 美術も、私たちの身体も、まだまだ奥が深いようです。