郡山市ふれあい科学館では、福島大学との連携事業「おもしろ科学びっくり箱」を昨年度に引き続き開催しております。
今年度の最終回となる第4回目(大人向け第2回目)は、平成20年1月17日(木)に人間発達文化学類 准教授 杉浦 弘一(すぎうら こういち)先生をお招きし、「健康と運動〜身体を分解し、必要な運動の種類や量を探る〜 」を開催いたしました。
杉浦先生は、スポーツ医学が専門です。今回は「健康と運動」ということで、まず自分の身体を知るために体重や体脂肪を量り、そこから計算で体脂肪量や徐脂肪体重を求めました。
そこから自分の体格が痩せ型?筋力不足?標準?太り気味?筋肉質?過体重?なのか知ることができます。また、体にある脂肪の量や筋肉の量も分かり、その体格に必要な運動方法をみつけだしました。
「健康づくりのための運動指針2006」では、健康のための身体活動運動量の基準値を、1週間で23エクササイズ(内4エクササイズは活発な運動)と定めています。
※エクササイズは、身体活動の量ですが、この指針の造語です。
1週間で自分がどれだけ運動しているか、表に記入してチェックしましたが、大半の参加者は、週23エクササイズとはほど遠い値となりました。いかに運動していないかとショックを受ける反面、「運動しなくては!」とあらためて実感しているようすでした。
参加者の皆さん、今回のお話をもとに、健康管理に十分に注意して楽しい生活をおくりましょう。
杉浦先生ありがとうございました。
体重・体脂肪計を使って自分の体重や体脂肪を量りました。
量った体重や体脂肪を使って、体脂肪量や徐脂肪体重を計算式で求めました。皆さん電卓などを使って真剣に計算しておりました。