郡山市ふれあい科学館では、福島大学との連携事業「おもしろ科学びっくり箱」を昨年に引き続き開催しております。
今年度の第2回目は、平成20年6月22日(日)に共生システム理工学類准教授 杉森 大助(すぎもり だいすけ)先生と学生1名をお招きし、「たべる科学(2) 〜食べ物のDNAを取り出してみよう!〜」を開催いたしました。
杉森先生は、産業用微生物・酵素の開発が専門分野で、微生物を利用した高濃度アンモニア処理技術の開発や酵素農薬の開発に関する研究などを行っています。
今回は、野菜からDNAを取り出す実験を行いました。
はじめにDNAについての説明を行いました。
DNAはどこにあるのか、どんな形をしているのか、また大きさは髪の毛の4万分の1という小さな世界であるということに参加した子どもたちはとても驚いていました。
いよいよ実験開始です。野菜を細かくすりつぶして食塩水と洗剤液で作った抽出液の中に入れ、ろ過したものにアルコールを加えると野菜のDNAを取り出すことができました。
身近な食品を使った実験で生物の基本となるDNAのはたらきにとても興味を持った様子でした。
途中からは見学のお父さんやお母さんと一緒に実験を行いとても楽しそうでした。