郡山市ふれあい科学館では、福島大学との連携事業「おもしろ科学びっくり箱」を昨年に引き続き開催しております。
今年度の第2回目は、平成21年6月21日(日)に共生システム理工学類教授 岡沼 信一(おかぬま しんいち)先生をお招きし、「モーターを作ってみよう」を開催いたしました。岡沼先生は電気工学が専門分野で、磁気応用(特に非線形磁気応用)に関する研究などを行っています。今回は、簡単なモーター作りを体験していただきました。
まずはじめに、モーターのしくみについて説明いただきました。また、モーターはどんなところで使われているか、どんな構造になっているかも紹介してもらいました。
次にクリップモーターを作りました。エナメル線を巻いてコイルを作り、クリップの土台に乗せ、電気を流すと回り始めます。はじめは、なかなか回らない参加者が多かったのですが、岡沼先生やお手伝いに来てくれた福島大学の学生の皆さんに調整してもらうと、上手に回り始めました。
そして、コイルの巻き数を変えたり、コイルの形を変えて試してみました。お父さんやお母さんと一緒に「まわった!」と、皆さん楽しそうに体験をしていました。
モーター作りの体験に、みなさん満足した様子でした。岡沼先生ありがとうございました。
モーター作りを体験する参加者
お父さんやお母さんと一緒にモーターを作る参加者