郡山市ふれあい科学館では、福島大学との連携事業「おもしろ科学びっくり箱」を昨年に引き続き開催しております。
今年度の第1回目は、平成22年6月12日(土)に共生システム理工学類教授 小沢 喜仁(おざわ よしひと)先生と、総合教育研究センター准教授 岡田 努(おかだ つとむ)先生をお招きし、「なぜ聞こえるの?どうして美しいと感じるの? "音"の不思議」を開催いたしました。今回は、お二人の先生に音が聞こえる仕組みや、簡単なスピーカー作りを教えていただきました。
講師の小沢先生(左)と岡田先生(右)
はじめに、ボビンにエナメル線を巻きつけ、コイルを作りました。片側に寄せて巻きつける方法は少しむずかしく、参加者の皆さんも苦戦していました。
作ったコイルをどんぶりに付けて、もうひとつのどんぶりの底に磁石を貼り付け、2つのどんぶりを重ねます。ジャックをラジカセに差し込みボリュームを上げると、音が鳴りだしました!皆さん音が出て、工作成功でしたね。
その後、水道のパイプをつないで伝声管の実験を行いました。長いパイプの端でひそひそ話した声が残りの2か所の端から聞こえました。音の伝わり方を実験で簡単に体験でき、とても楽しそうでした。
小沢先生、岡田先生ありがとうございました。
伝声管の実験をする参加者
作ったどんぶりスピーカーで音を聞く参加者