郡山市ふれあい科学館では、福島大学との連携事業「おもしろ科学びっくり箱」を昨年に引き続き開催しております。
今年度の第4回目は、福島大学共生システム理工学類教授 山口 克彦(やまぐち かつひこ)先生を講師にお迎えし、「食べ物の放射線はどうやってはかるの? 」と題して、平成24年11月25日(日)に開催いたしました。
身近な食べ物の放射線測定は、どのように行われて、安全と言われているのでしょうか?
はじめに、測定に使われる検出器を実際に見たり、測定時に放射線を光に変えて、検出器で測定できるようにするしくみの実験などを交えながら、放射線を測定する方法について、先生からお話がありました。
次に、本物の野菜を実際に測定し、その測定の方法を体験しました。
参加者たちは、日ごろ結果のみ知らされている放射線測定の過程を知り、放射線について、さらに関心を持った様子でした。
最後は、直接目に見えない放射線の飛ぶ軌跡を、霧箱という道具を使って観察しました。
飛行機雲のような放射線の軌跡が次々と現れる様子に、参加した皆さんは興味を持って見入っていました。
山口先生、本当にありがとうございました。